




クラウドソーシングで副業はじめてみようかな・・・
副業が当たり前になりつつある今、このようにスキルを使って収入を得たいと考える人が増えています。
その中でも人気を集めているのが、スキルマーケット「ココナラ」です。イラストやデザイン、文章作成、相談など、自分の得意なことや好きなことをサービスとして出品できる手軽さが魅力。
しかし、始めようと調べてみると「手数料が高いのでは?」という不安の声もよく見かけます。
そこで今回は、ココナラの販売手数料の仕組みと、それをどう攻略していくかについて詳しく解説します。
私自身もココナラですでに150件以上の販売をしてきた実績があるので、それを踏まえて解説します。
まずは、ココナラについて知らない方にざっくりと紹介します。
ココナラは、自分の知識やスキルを「商品」として販売できるスキルシェアサービス。個人でも法人でも出品・購入が可能で、スマホひとつで簡単に副業を始められる点が大きな特徴です。
出品されているジャンルは多岐にわたります。代表的なものは以下のとおりです。
スキルのレベルやジャンルに関係なく、自分の「得意」や「好き」をサービス化できるのが魅力です。
その他について興味がある方は「売れるジャンル100選」をご覧ください。
2025年4月時点でのココナラの販売手数料は、サービス価格の22%です。
たとえば1,000円でサービスを販売した場合、実際に出品者に入る金額は780円です。ここからさらに出金する際には、以下のような手数料がかかります。
このように、販売価格から一定の割合が差し引かれる仕組みになっています。ですが、3,000円以上の出金の場合手数料が無料なのは大きなメリットです。
他のクラウドソーシングでは、販売手数料はもちろんですが出金手数料もかかるところが多いです。
ココナラの手数料は、他のクラウドソーシングサービスと比較してやや高めに感じられるかもしれません。実際に、以下のような有名なクラウドソーシングサービスと比較してみましょう。
サービス名 | 販売手数料(システム手数料) |
---|---|
ココナラ | 22% |
ランサーズ | 16.5%(税込)※一律 |
クラウドワークス | 5〜20%(段階制) |
クラウドワークスの場合、受注金額に応じて手数料が変動します。
一方、ココナラは一律で22%の手数料がかかるため、特に低単価のサービスでは「利益が出にくい」と感じやすくなります。ただし、集客・決済・やり取りなどを全て任せられる仕組みが整っているため、その利便性の分のコストとも言えます。
圧倒的に初心者向けなのが、ココナラです。ランサーズやクラウドワークスはワーカーのレベルが高かったり、求められるレベルも高い傾向があるので実績をこれから積んでいきたい人には不向きです。
手数料は他と比べてかかるものの、しっかりと稼ぐことも可能です。
詳しくは、「ココナラで月10万円を稼ぐ方法」をご覧ください。
高い手数料を上手く攻略する方法ないの?
ココナラで副業を始める方にとって、気になりますよね。
手数料は避けて通れませんが、工夫次第でその影響を最小限に抑えることが可能です。以下の3つの視点で対策を行いましょう。
出品者がよくやってしまう失敗は、低価格でサービスを出してしまうことです。たとえば500円で販売しても、実際に受け取れるのは390円ほど。これでは時間単価も下がってしまいます。
はじめは「まず実績作り」として安く設定しても構いませんが、慣れてきたら2,000円〜3,000円以上の価格帯に調整し、オプションやお急ぎ対応で収益性を高めていくのがおすすめです。
最初の10件までは、実績を積むことを優先して低単価でまずは数をこなすのがおすすめです。徐々に価格を上げていきながら、サービスの質も高めていきましょう。
リピーターが増えると、営業ややり取りの負担が軽くなり、1件あたりの効率が大きく上がります。丁寧な対応、迅速な納品、柔軟な修正対応などを徹底することで、「またお願いしたい」と思ってもらえる関係を築きましょう。
営業しないでも売れるのには、実績・評価・リピートしてもらえる質。この3つを育てることがココナラでは重要なポイントになってきます。
すぐに利益が出やすい「テンプレ型サービス」と、集客力のある「低価格サービス」を組み合わせるのもひとつの方法です。
たとえば、入り口として簡単な相談サービスを1,000円で出品し、気に入ってくれたお客様に高単価のサービスを案内するといった使い分けが有効です。
・ホームページ相談・・・1000円
・ホームページ制作・・・10万円
こんな感じで、フロントとバックの流れを作っておくことも対策になります。最初の接点を持てるようにハードルを下げることは効果性の高い施策になります。
ココナラの手数料を出品者側からは下げることはできません。
しかし、サービス設計を工夫することで、手数料込みでもしっかり利益を残すことは十分可能です。
売れる仕組みを作るには、「価格設定」「サービス内容」「提供スピード」「信頼構築」のすべてを戦略的に考えることが大切です。単価の安さだけにとらわれず、収益性の高い設計を目指しましょう。
150件以上営業なしで販売してきましたが、実際に自動で売れるのには様々な工夫が求められます。ココナラで営業なしでも販売を伸ばしたい方は以下を確認してみてください。
「ココナラの売れるタイトルの付け方」をご覧ください。
ココナラの販売手数料は22%とやや高めですが、集客・運営・サポートをすべて任せられるという利便性を考えれば、十分納得できる範囲です。
低単価サービスで苦しむよりも、価格設定やリピート施策を見直し、戦略的に利益を生み出していく方が長期的には効果的です。
ココナラ副業で「稼げる仕組み」を作りたいなら、手数料を受け入れた上で、どう利益を最大化するかを考えていくことが成功への第一歩です。
実際にココナラで月10万円を毎月稼いでいる内容も公開していますので、興味がある方は覗いてみてください。